The 3072165th Summer──

犬死にマグナムトルネード

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12/11(月) 「虚無に負けた / 快適冥土生活・第3話」

あー昨日の話。末広町のこみけ虚無へ。0930くらいには末広町に行く予定だったのに、シャワーを浴びたら結局1030。
 ……なにこの行列は(苦笑)。40人くらい並んでたのかなぁ。沖さんたちもいないようだし、こんなのに並ぶ気などさらさらないので、とりあえずごはんを食べに行くことにした。

で、ふらっと入ったゲーマーズ本店6Fで、ふらっと1/60 V2ガンダムを発見。捕獲。

ごはんを食べに行く前にもう一度行列の状態を確認しよう……と虚無に行ってみたところ、おきさんとふぁるさんとあかりちゃんが。「うしろへどうぞー」と言われ、へこへこと最後尾へ。う、しまった、ごはん……。おなかすいた……。

でまあ、あの狭い店内に一日(半日)店長の長崎みなみ嬢が。まじかるぶっくまーく・クリスマスセットを買ったよ。2880円くらい。サインしてもらって、「これからもよろしくにゃの♥」 と握手までしてもらっちゃったよ。あー。ビバ魔空間。カタログあるかどうか聞くのなんてどうでもよくなるもんなあそこは。

で、T-ZONEミナミへ。お姉さんの色香に負けてLOASのBNCケーブルをお買い上下げ。

ふらんす亭へ。セット4番。

帰り際にクレバリーでCompaqの英語キーボードをげっちゅー。

で家に帰って完全に沈黙。

今日の話。BNCケーブルを接続。キーボード差し替え。げっちゅー2番で頭痛。でひたすら音声ファイルをいじる。

でまあ先週の妄想。気がついたら長くなりすぎた(;_;) なんかお話の構成が変な気もしますが気にしないでください。

 今日は月曜なので、授業は午前だけで終わりだ。昼食後、オレは音声研に荷物を置くと、財布と PHS(H") だけをポケットに入れ、金を下ろしてくると言い残して現実逃避の旅に出た。
 昼なのに寒い。
 新宿通りと外濠通りが縦横に交差するJR四ッ谷駅前はその交通量もさることながら、この時間になるとどこぞの小学校の児童が羊のように大群をなして駅前に押し寄せるため、一般の歩行者にとっては極めて危険な地域となる(注…半分実話)。
 ヤツらは歩道をミニ四駆並のスピードで爆走するのだが、歩道なので当然「黄色い線の内側」のような安全地帯は存在しない。また、ヤツらは他人の体に掠るか掠らないかのギリギリの線を駆け抜けて行くため、オレたちはその間じっと静止していなければならないのだ。うっかりひざを曲げてしまったが最後、ヤツらの1人に望みもしない膝蹴りをかましてしまうことになり、そうなったら捕まるのはオレだ。赤坂口の前には迎賓館への最終防衛線を担う交番があり、昼も夜も監視の目を光らせているため、間違いなく現行犯逮捕となることだろう。
 そうなったら、あいつはどんな形相で身柄引き受けにやってくるのだろうか。柔らかな唇を怒りにわななかせ、「あたし以外の女の子を蹴ったな。それもあんな小さい子を……」 と、耳元で死に誘(いざな)う甘い声を聞かせてくれるのだろうか。それだったら死んじゃってもいいかなぁ──いやだめだ。人が死ぬと解剖とか葬式とか色々面倒なのだ。
 そんなわけで面倒なことはゴメンなので、オレは羊の群れが通りすぎていくのを待ちながら、交差店の前で直立不動を続けていた。ちょっと辛いが、信号が赤になるまでの辛抱だ。何も起こらない人生が一番だ。
 が。
 突如、オレのポケットに入っているH"から、録音着信音の Luv to Me (Disco Mix) が鳴り始めた。
「む、誰だ……!」
 足元では羊の群れが大移動の真っ最中だ。友達同士できゃあきゃあと騒ぎながら下校するその様は、安全なところから見たらきっと微笑ましい光景なのだろう。
 オレは羊たちが通り過ぎる一瞬の隙を突いて、右手でコートのポケットを探った。男の子の帽子がヒュンヒュンと音をたててコートを掠めていく。心臓が止まりそうだ。
 スリのような手つきでH"を取り出すと、液晶には、発信者の電話番号は表示されていない。──一体誰だ、こんなところでかけてきやがって。
 オレはとりあえず出てみることにしたが、必要とあらばいつでも通話を切れるように、赤いオンフックボタンに左人差し指をかけながら、右手でアンテナを伸ばした。
「はい、もしもし」
『……うにょん』
 今一番聞きたくない言葉をオレは聞いた。

 ヤツは正気か? 何故こんな所でUnion Languageなどを──ここは一応東京のど真ん中だぞ。すぐ左手には迎賓館、右手には自衛隊市谷駐屯地、遥か前方には新宿・東京都庁、そして背後には静かなる皇居のある所なのだぞ。分かってんのかこいつは。
 羊の群れが去った後も、オレは通り過ぎる人の流れの中でただ立ち尽くしていた。
『……うにょんっ』
 声の主はオレに返答を要求している。
 こういう時のためにオレはオンフックボタンに指をかけていたはずだった。だがもう遅かった。オレは既にヤツに負けていたのだ。
「う……うにょん」
『うにょんっ』
 随分と楽しそうな声だ。
 それからのオレは、ひたすら無表情のまま、耳元のH"から矢継ぎ早に飛ばされる指令に従って四谷の街を歩き回った。見る人が見たら、あらあら新手の人型諜報機がパシリに使われてるよ可哀想に、と思ったことだろう。

『うにょにょうにょうにゅにゅにょうにょうにょん。うにゅにょ、うにゅんうにょん』
「う、うにゅん……」
『うにょんっ!』
「……うにょん」
 どうやら拒否権はないらしい。何だかますます人型諜報機だ。
「お客様、ご注文を……」
「えと、トリプルグランデキャラ……うにょん? うにゅ、うにょんうにょ──」
「うにょん?」
 スターバックスのレジのお姉さんは、未知の言語との遭遇に慣れていないのか、ただ泡を食うばかりだ。すまぬ。
「あう、ううあにょにゅ、うにょん──」
「あの、お客様……?」
「──うにょ! あ、いや、トリプルグランデキャラメルマキアートとダブルチョコレートのビスコッティを2つずつ」
 二千円札を置いてお釣りをもらう。
「黄色いランプの下でお待ちくださーい」
 との声に従い、黄色いランプの下でうにょんうにょんと話し続けた。周囲の視線が痛い。
 死ねるものなら死んでしまいたかった。でも泣く泣く生きることにした。人が死ぬと解剖とか葬式とか色々面倒なのだ。

 まるで刑罰のような量のビニール袋や紙袋を両手にずっしと提げ、オレはやっと通話の切れたH"をポケットの中に滑りこませた。
「金、下ろさなきゃなぁ……」
 既に財布の中には千円札一枚すらない。ギリギリの低空飛行だ。
 近くのさくら銀行無人キャッシュコーナーに入ったオレは、親指と人差し指を駆使してコートのポケットから財布を出すと、なんとかカードを取りだしてCDに滑りこませ、残高照会もせずに九千円をダウンロード。出てきた千円札9枚をなんとか財布に入れ、カードと一緒に出てきた利用明細にちらっと目を通した──
 ──残り1513円?
 最近メガネをかけるのがためらわれるくらい眼が疲れているせいだ、と思いたかったがどう見ても見間違いではない。一昨日に残り9万円以上あったはずの預金残高が約1万円にまで減っていたことになる。
 電話代? 電気、水道……あり得ない話だ。これでも毎月の電話代は1万円ちょっとに抑えているし、光熱費の類はどれも全て振替日に一発クリアだ。昨日や今日に8万もごっそり引き落とされるようなことをした覚えなど何一つない。
 だめだ。いくら考えても理由がわからない。銀行に行って記帳してもらうのが一番早いだろう。腕時計を見ると現在午後2時37分。急いで家に帰り、通帳を掴んで銀行に走れば十分間に合うはずだ。
 わかばで鯛焼きを4匹買った。これが最後の指令だ。昼はおばちゃんの大行列ができるこの店だが、幸いにもこの時は行列ができていなかったのですんなりと買うことができた。あとは帰るだけである。
 走ると危険なので、早歩きで家路を急ぐ。
「……ただいまー」
 どうやってドアを開けたかは聞かないで頂きたい。
「おかえりー。わ、すごいね」
 ビートマニアをやっていたメイドが、ぱたぱたと駆け寄ってきた。
「ほら、鯛焼き。取って……っ」
 左手の指先から今にも落ちそうな白い紙袋を、メイドがぱくっと両手でキャッチする。
「わー、あったかいっ」
「そりゃ今買ってきたからな」
「へー、これがあの有名なわかばの鯛焼きなんだー……はむっ」
 彼女はあっという間に1匹目を腹の中に押し込み、素早く2匹目を取り出すとめいっぱい口を大きく開けてかぶりついた。──世界記録というものは案外身近なところに沢山転がっているのかもしれない。
 オレは部屋の真ん中に袋のかたまりをまとめてどかっと置くと、そのままコートも脱がずにクローゼットの下段のタンスを物色しはじめた。
「何探してんの?」
「まあいろいろ」
「へぇ──」
 オレはタンスの大事なものゾーンに入っていた通帳を掴んでコートのポケットに入れ、急いで家を出た。午後2時46分のことである。

 ──全く世の中というのは不可思議なことばかりだ。銀行の窓口に行って記帳してもらったところ、今日の午前中、オレ自身が8万円下ろしたという形跡があったのだ。何かの間違いではないか、とオレは銀行に問いただし、銀行の方で不正な残高操作がないか調べてみる、ということになって、結局その日はそれで帰ることにした。
 何が何だかわからないまま、へろへろと家のドアを開けると、メイドが何かを後ろに隠したまま、そわそわした笑顔でオレに近寄ってきた。
「おかえりーっ」
「ただいま」
「ねえねえすがいくん、すがいくんのぴっちはインターネットメール使える?」
「メール? 使えるけど」
 こいつ DDI Pocket をなめとんのか、P-mail DX の歴史は長いのだぞ──とはおくびにも出さない。
「じゃアドレス教えて。登録するから」
 彼女はメタリックピンクの折り畳み式携帯電話らしきものを取りだすと、ぱかっと開けて大きなカラー液晶画面を見せびらかしてきた。
「……携帯?」
「へへー。いいでしょ、i-modeだよ。今日機種変してきたの。ほらほら念願のi-modeだよ〜。液晶でっかいでしょ〜」
 オレはその携帯の液晶画面をまじまじと観察した。確かにでかい。これならWebも楽に見られるに違いない。何色出るか分からないがカラーというのも魅力的だ。
「へえ、これがi-mode……通信速度が9600bpsしかなくてメールも最大250文字までしか送れないっていうあれだな」
 オレがそう言ってやるとメイドは舌打ちをした。が、すぐに笑顔に戻る。
「ひどーい。ふっ、白黒液晶の分際で生意気だよすがいくん」
 メイドは勝ち誇っている。顔がニヤニヤ笑っている。勝ったつもりかコイツは。64k-PIAFSも32k-ISDN通信もできないくせに。
 ここですぐさま新宿に飛んでfeel-H"に機種変更できれば(mp3再生リモコンや小型カメラがあるとなおよい)、非常に分かりやすい形でコイツを叩き潰せるのだろうが、あいにくあと半年は機種変更できない上に今は資金も無い。
「いいよな金持ちはi-modeなんて……ん?」
 ちょっと考えて、あることを聞いてみようと思った。
「そんなお金、あったんだ」
 オレがそう言うと、メイドはあからさまに落ちつきを失い、ぎこちなく苦笑いをし始めた。怪しい。
「携帯電話って通話料高くて大変でしょ? 大丈夫?」
「だ、だいじょぶだよっ、あたしもその位払えるって」
 あははっ、と作り笑いするメイドが、かかとで座布団をずりずりと押し下げ、何かをその下に隠そうとしている。
 オレは素早く駆け寄り、上から両手で座布団を掴んで勢いよく奪い取った。
「いやっ……」
 メイドは一瞬泣きそうな表情を見せ、次の瞬間顔を見られまいと下を向いた。
 座布団の下に隠れていたのは、漆黒のBearmaniaIIDX用7鍵盤コントローラー(左皿のと右皿のが1つずつ)、そしてそこから繋がった先にある、これまた漆黒の家庭用ゲーム機。縦置きだ。
 昨日まで我が家に存在しなかった代物である。
「あっ」
 怯えるメイドを尻目に、本体の電源を入れた。程なくBeatmaniaIIDX 3rdStyleのデモ画面がテレビに映った。
 頭の中で合計金額を計算する。彼女の携帯電話の正確な機種変更価格まではよく分からないが。
 その上で彼女の眼をまっすぐに見た。
「あ、あの、あう……」
 すっかり怯え切った彼女は、まるでヘビに睨まれたカエルのようだ。
「だって、あ──」
「だって何だよ?」
 そう言って、自分が予想以上に怖い声を出してしまったことに驚いた。
 メイドが更にもう一段萎縮する。小さな子供みたいにビクビクと震えている。
「たんじょ……うっく」
 何かを言おうとしたメイドは声を詰まらせ、溢れだした涙を指先で拭った。
「誕生日だもん……今日あたしの誕生日だもんっ……」
 メイドが泣きながらそう言うのを聞いて、オレは少なからず驚いた。もっとも、他の人がそう言っても同じように驚いただろうが。
「誕生日なのにさ、朝起きたらおめでとうって言ってほしかったのにさ、起きた時にはすがいくんはもう出かけててさ、ひとりぼっちでさ、すがいくんごはん作ってってくれなくてさ、おなかがすいて死にそうでさ……」
 それっきり彼女は押し黙り、大粒の涙をぽろぽろとこぼすと、死んだように動かなくなってしまった。
「へえ、誕生日なんだ。おめでとう。よかったねー」
 オレは彼女の頭上から、そんな言葉を浴びせ掛けてやった。
「オレも次の誕生日には、パーッと派手に8万くらい使ってみてえなぁ他人の金を」
 なんでまたオレは女の子を相手にこんな意地悪なことを言っているんだろう、ともちょっと思ったが、ここで甘やかすと次はDDRアーケードスタイルコントローラーを2つ注文してしまうかもしれない。油断は禁物だ。
 何も言わず嵐が過ぎ去るのを待つメイドをじっと見ていても何にもならないので、オレは通帳をコートのポケットに入れたまま元に戻さず、再び外に出ようとした。
「どこいくの」
 メイドがやっと口を開いた。置いてかないで、と言っているような気もした。
「研究室に戻る。向こうに荷物を置いてあるから」
 メイドの表情が少し変わった。オレがバッグを持っていないことにやっと気付いたらしい。が、荷物を取りに行くだけですぐに自分のところに帰って来るなどとは思われたくなかった。
「今日は多分向こうで泊まるから」
 と言い残すと、オレは外に出てバタンとドアを閉めた。

 結局その日は夕食も大学で食べ、LLH(L:軽音節、H:重音節)の4モーラになるポケモンやデジモン等の名前のアクセント規則について、研究室にいた数人で徹夜覚悟の大激論を繰り広げたのだが、午後8時半ごろになるとみんな喋り疲れてしまい、とりあえずまた明日ということで結局全員帰ることにした。

 帰りに、ふらっとコージーコーナーをのぞいてみると、店先の棚の中で、大きなまんまるデコレーションケーキが、出たい出たい、外に出たいよう、と純白の輝きを放っていた。
「誕生日かぁ……」
 ケーキか。それもいい。せっかくの誕生日だ、また1つ大人になった記念にこのでかいケーキを丸ごと平らげてもらうというのも一興だ。当然主賓には拒否権など存在しない。主賓というのはそういうものだ。食べ切るまでは朝になろうが昼になろうが絶対に寝させない。
 消費税を入れると3000円ちょっとか。まあいいだろう。まだ半分も減っていないケーキにフォークを突き刺したまま、涙も枯れ果てた死人の顔で「ああん、お願い、手伝ってぇ……」 と哀願するメイドの姿が拝めるというのなら、全財産の3割など安いものだ。ククク。
 また、誕生日というのが嘘だった場合、すぐさまパイ投げよろしく重いケーキを彼女の顔面に叩きつけ、なおかつそれを全部食べさせるという、更に一段ゴージャスな誕生会になる予定である。



 余談だが、両手にずっしり買ってきたもののうち、ウィスパー夜用はメイドが頼んだ覚えのないものだそうで、「いらない。すがいくんあげる」 と押しつけられた。Union Languageはまだまだエラーの多い言語のようである。というか押しつけられても。

12/13(水) 「快適冥土生活・第4話」

眼精疲労と戦いながらひたすら分析。

シャワーを浴びてる時に何となく思いついたんだけど同案多数だったらごめんなちい的妄想。

(メイド…安楽領域(=ベッド)で昼寝中)
(にせオレ…眼精疲労と戦いながら分析中)

冥土「ふみゅ……超変身……」
オレ(寝言か……にしてもクウガの夢って……)
冥土「青のアレながおじさん……」
オレ(!?)
(がばっと振り向くオレ)
冥土「でりゃ……」
オレ(うーん、超変身でドラゴンフォームでアレながおじさん……長いのかなぁ、きっと通常より更に長いんだろうな……どきどき……棒状のものなら何でも武器になっちゃうんだろうな……)
冥土「みゅ……超変身……紫のアレながおじさん……」
オレ(む、紫? タイタンフォーム……てことはええと、硬いのかな、やっぱり硬いよな、金の力を使うと全身紫になっちゃったりとか……そいえばこの間は二刀流なんてやってたよな、2本も……2本はあんまりだろう……)
冥土「ふみゅう……超変身……緑のアレながおじさん……」
オレ(み、緑? ペガサスフォーム? てことはええと、うーんやっぱり敏感過ぎて気絶しちゃったりするのかなあ、金の力を使って連射とかもしちゃうのかなぁ……ああどうしよう、あうう)
冥土「みゅ、赤のキックが効かない……よし、金の力を……」
オレ(キック!? ちょと待て、足って、足、足はあまりにもひどいんじゃ! ていうか足ってアレと全然関係ないじゃん!)
冥土「はぁ……はぁ……」
オレ(あああ、呼吸を整えてる……足はぁ……。は、待てよ……アレながおじさんってことは、まさかキックもアレなのか? ひょっとして金の力を使うと足じゃなくてアレに金色装甲が付くのか!? それで宙返りして勢いよく──)
冥土「どりゃあぁぁ……」
オレ(ああ、やっちゃった……きっと今未確認が昇天してるんだ……男の未確認なのかな、女の未確認なのかな……)
冥土「……うにょん」(安楽領域からもぞもぞと身を起こした)
オレ「(む、起きたな……平静を装わねば)おっ、おはよっ」
冥土「あうー」
オレ「なんか、随分気持ちよさそうに寝てたじゃん」
冥土「うん。ああ、お告げがあったんだ」
オレ「お告げ?」
冥土「んー、今後のすがいくんはダグバと等しくなるんだってさ。……まあ夢とか夢のお告げってのは個人の願望が出てくるらしいよね。うにゅ」
オレ「……何が言いたいんだおまえは……!?」
冥土「さあ。……うーん、もうちょっと寝る。おやすみ」(……ぱた)
オレ(こ、こいつは……!!)
(噴出する殺意を必死で抑えるオレ)

さて、スタイルシートを更にいじって、妄想部分は別系統の背景画像にしてみたけどどうでしょう(弱P最新版・バックナンバーのみ)。

今日の風水三択はベイブレードなのか。意味不明だ:)

ちうか眼が痛いよ。オレの代わりに分析してくれるメイドさんがほしいよ。

日曜に買ったCompaqの104キーボードは基本的に軽快なんだけど、たまにケースのスピーカーからBeep音が鳴ることがあるのが謎だ。ちなみに4つ以上のキーを押しっぱなしにしたときのと同じBeep音。ううむ。

うわー、中学生の女の子をブルマ姿にして立たせたり座らせたり……。

12/14(木) 「快適冥土生活・第5話」

眼精疲労と戦いながらひたすら分析。

そいえば今日はクリスタル発売日だったか。うー……。

ふと妄想。

冥土「すがいくん、起きて! 大変だよ!」
(興奮しながら、寝ているオレの布団を剥ぎ取ろうとするメイド)
オレ「……うにょん……?」
冥土「(テレビの画面を見ながら)早く! ああ……あーもう終わっちゃった……」
(もそっと起きるオレ。事実上はまだ眠っている)
オレ「……何事よ」
(一瞬火事を予想したオレだったが、別段何もない平和な早朝であった)
冥土「あ……ねえねえ、すがいくんは何座?」
オレ「悪いけどオレは聖闘士じゃねえ」
(眉をピクピクっと動かし、ぷんすかイジケ顔になるメイド)
冥土「もういいよ、すがいくんのばか。ホモに輪姦されて死んじゃえっ」
オレ「ん……ああ、ごめん、寝ぼけてたかも。一体なにがあったの」
(メイドがまた興奮した表情に戻る)
冥土「いやね、さっきテレビですごい占いがあったの。もうあたし、めっちゃくちゃ感動しちゃった!」
オレ「すごい占いってなに? 当たるの?」
冥土「いや、よく当たるっていうわけでもなさそうなんだけどね」
オレ「……当たらなくてすごい占いってなに?」
冥土「だからっ、すがいくんは何座?」
オレ「さそり座だけど……」
冥土「えーとね、さそり座のあなたは絶好の性転換日和。偽りの自分に別れを告げて、本当の自分になって自由奔放に恋人と愛し合いましょう、だって。ラッキーアイテムは魚肉ソーセージ」
オレ「……何だそれは……!!」(両手で頭を抱えるオレ)
冥土「で、あたしはいて座なんだけど、いて座の人は、牛乳を2リットル飲み込んで20分我慢すると素敵な出会いがあるかもしれません、だってさ」
オレ「……何だその20分我慢ってのは……!!」
(プルプルと震えながら立ち上がり、コートに袖を通すオレ。キッチンにあるフライパンや包丁を物色)
オレ「ちょっと出かけてくる」
冥土「どこ行くの? おなかすいたよう……」
オレ「そんな腐れ占い師は今すぐ叩き殺してくれる!!」
冥土「おおっ、何かよく分かんないけどかっこいー。それでこそすがいくんだね」
(メイドがそう言うと、何か一気に萎えるオレ)
オレ「……いや、そんなこと言われても。じゃ、行ってくる」
冥土「いってら……あ、ちょっと待ってっ」
オレ「なに?」
冥土「帰りに牛乳買ってきて」
オレ「!!」
冥土「1リットルのを6パックくらいね」
(約10秒間、完全に沈黙するオレ)
オレ「……いい。やっぱ行くのやめる」
冥土「えー、素敵な出会い……」
オレ「仕事しねえメイドの分際で何が素敵な出会いだ、くそっ……。寝る」
冥土「えー。牛乳飲みたいよう。朝は牛乳……」
オレ「いいじゃん玄米茶で。大体おまえ普段起きるの昼だろ」
冥土「牛乳も飲みたいよ。牛乳飲まないと胸大きくならないじゃん。大体すがいくんは普段全然牛乳飲まないから胸ないんだよ。ね、あたしと一緒に牛乳飲もうよう──」
(リミッター解除)
オレ「──今すぐ死ね!!」
(オレのレボリューションランスがメイドの腹を深く深くえぐった!! だがしかし、メイドが反射的に放ったアンチオーバードライブ・レボリューションランスもまた──)
冥土「ごぷっ……」(どさっ)
オレ「ぐうっ……はぁ、はぁ、はぁ……。だっ、はぁ、大体、牛乳2リットルなんて、無理に決まっ……ごぷっ」(どさっ)

授業が始まる前にノート用USBマウスを買いに行こうと新宿へ。ヨドバシパソコン館でサンワサプライのマットなし光学マウスをげっちゅー。

ついでにゲーム館も覗いてみる……ぐはあ店の外にまで延々と行列が! ここでポケモンクリスタルを買うのは無理だな。
 で、試しにソフマップをチラッと覗いてみたらなんだかこっちは全然行列のぎょの字もない。なんだろうこの差は。とりあえずポケモンクリスタルゲットだぜ。やれるかはともかく。

で、中央線が止まっててちょっと焦ったけどなんとか授業には間に合った。

プリンタトラブル頻発。明日(15日)は文学部・外国語学部の卒論締切なのであるが、プリントサーバが止まらないことを祈る。

で、その後試しにノートにマウスをつなげてみる。おお快適。やぱしデスクトップもホイール付き光学マウスに変えた方がいいのかなぁ。なんか光学マウス欲しまり度がめらめらとアップしてきたよ。

ゅ。いいですね:) 女の子……てことはぽにて中性美少年は……いやなんでもないです(謎)
 どうでもいいけど、ぽにてってちょっと歩けばその辺で結構見かけますが、絶滅の危機っていったい……。

12/19(火)

あー。……。

金曜の話。ちょっと現実逃避にポケモンクリスタル。女の子プレイでも「やったー! ○○をつかまえたぞ!」 というのは変わらないらしい。変えてもよかったんじゃ……。
「ヴ」が入れられないのは相変わらず。むう。あと5文字までなのも相変わらず。イトマル(アリアドス)に「サンドージュ」って名前をつけたかったのに……。

土曜の話。大掃除→忘年会。掃除遅刻(大汗)
 オレは人間玩具なんだということを再認識した。
 胃をやられててあまり食べられなかった。くちょ。

月曜の話。「正式名おはスタワースタジオ、略してタワスタ!」 というやつの「正式名」の部分はいい加減削っていいと思うが。

あとやぱしクラッシュバンディクーカーニバルのCMの女の子の台詞は「マッチョはいかがですか……マッチョは……」 にしか聞こえない。

DNSの設定をふにふに。

今日の話。ねむい。おはスタにはVOX IVというユニットが来てた。うーんいい感じ。

うーん、やぱしハム太郎&のりスタCDのために幼稚園を買うべきなのだろうか。コロコロはもう買い慣れちゃってるけど幼稚園はまだ抵抗が……。
 ていうかコロコロ買わなきゃ。

買ってきた。幼稚園1月号。クウガの銀ピカ決戦トランプがいいぞ。ハム太郎&のりスタCDは、まあこんなもんかという感じかも。あまり期待しない方がよい。
 いやそれにしても、ひょっとして幼稚園を自分で買ったのって初めてなのかオレ。今見るとすげー。何もかもがすごすぎる。

12/20(水)

あー。やらなきゃ……現実を見なきゃ……

コロコロ1月号見た。フラッシュワイバーンかぁ。こんどは両手撃ちもできるらしい。
 あと、新スフィンクスが遂に出るらしい。うーん、垂直トリガーなのはいいとして、レールになるツノがあるとスマッシュできなくなるんじゃないかなぁ。心配だ。

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