石板29



僕の体に風穴が開いた
左のひじが吹っ飛んで腕がちぎれ飛んだ

最後の力を振り絞って目をやると
ビルの屋上で君がバズーカを構えて笑っていた

気付いたときには遅すぎたんだ
僕は君のことなんて
全然わかっていなかったんだ


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菅井 清風([email protected])