スーパードンキーコング

メーカー：任天堂

ジャンル：アクション

実売価格：2980円くらい(ソフマップ新宿1号店・1996/12/1)

　任天堂のPS/SS対策第１弾(だったと思う^^;)。スプライトと背景スクロールを中心にスーパーファミコンの力をフルに使って仕上げた横スクロール型アクションゲーム。
　基本的にはマリオと同じ。横に進んでゴールする。エリアの最後でボスを倒す。というシステム。

　個人的には海外版の"Donkey Kong Country"の名前で出して欲しかったな〜、と思う。スーパーって何だよスーパーって。

　まず目を見張るのがドンキーとディディーの動きの滑らかさ。従来の横スクロール型アクションの数倍の量のスプライト(だよね？これ…)を使ってポリゴンキャラに見劣りしない動きを出している。キャラクターや背景は基本的にワークステーションで作成したＣＧをそのままSFCに落としているのでとても綺麗。ポリゴンが無くても背景＆スプライトを丁寧に作ればまだまだいけるぜ！てな感じ。

　このゲームではサイやダチョウなどのお助けキャラが出てくれる。乗るとほとんど無敵状態。敵にぶつかって動物が逃げ出してもまた捕まえれば乗ることが出来る。

　肝心のアクションの操作感も良好。マリオのBダッシュみたいにYボタンで回転し、加速して敵を倒すことも出来る。でもSDKの最大の特徴は砲台タルで、これでドッカーンと飛んでいけるのだ。これがスピード感を格段にアップさせている。
　他にはトロッコに乗るステージもあって、ジェットコースターっぽいノリが楽しめる。後半になると結構難しいけど気力でクリアだ。

　また、隠しルートもたくさんあって、それを探すのもたのしい。この辺はやはりきちんと押さえているな、と感じた。

　まだ１をやってない人は３をやる前にやってみるのもいいだろう。